防災頭巾の始まりはいつごろから

防災頭巾という名前で普及し始めたのは、1970年代に相次いで起こった企業連続爆破事件や関東大震災の再来の噂によって、子供たちの安全確保のために関東の学校関係者が採用したことがきっかけだと言われています。

また1975年半ばには、東海地方に大地震が来るとの噂が立ち、この地域にも普及しました。

もともとこの形状は第二次大戦時に空襲の際に身を守るためのものとして、用いられていました。

この時には「防空頭巾」という名で呼ばれていました。

そのため空襲がないような地域にはなじみが薄いものでもありました。

いまでも若干の普及地域差はありますが、先の震災によって全国的に求められるようにもなっています。

ヘルメットに比べ耐久性は短くなりますので、買い替えの時期を見極めることが大切です。